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2日の米国市場ではNYダウが122ドル高と4日続伸する一方、ナスダック総合指数は続落し、円相場はイタリアの財政不安から一時1ドル=113円台半ばまで上昇。
日経平均は9月半ばからの急ピッチの上昇で短期的な過熱感が意識されていたこともあり、本日は円安一服などを受けて51円安からスタートした。
前引けから後場の取引開始にかけて円相場の反落とともに下げ渋ったものの、その後も利益確定の売りが出て24030.59円(前日比240.03円安)まで下落する場面があった。
大引けの日経平均は前日比159.66円安の24110.96円となった。
東証1部の売買高は14億6369万株、売買代金は2兆6993億円だった。
業種別では、輸送用機器、石油・石炭製品、その他金融業が下落率上位で、その他も全般軟調。
パルプ・紙、医薬品の2業種のみ小幅に上昇した。
個別では、任天堂 (T:7974)、ソニー (T:6758)、ソフトバンクG (T:9984)、三菱UFJ (T:8306)、東海カーボ (T:5301)などがさえない。
トヨタ自 (T:7203)が3%近く下落したほか、ホンダ (T:7267)が4%超安となるなど自動車株の下げが目立った。
9月の米販売が低調だったことが嫌気された。
昭電工 (T:4004)は利益確定売りがかさみ5%安。
また、ネクステージ (T:3186)などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、9月既存店売上高が良好だったファーストリテ (T:9983)、化粧品ブランドに関する計画が報じられた資生堂 (T:4911)、その他では小野薬 (T:4528)などが堅調。
9月受注高がポジティブサプライズとなった大東建 (T:1878)は4%超高。
Uアローズ (T:7606)やアダストリア (T:2685)
も月次動向が好感され、業績観測が報じられたローソン (T:2651)は3%高。
また、スルガ銀 (T:8358)が売買代金、上昇率ともに東証1部トップとなった。