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ダウ平均は一時大幅安となるも大きく戻して0.5%安

発行済 2018-10-24 04:45
更新済 2018-10-24 07:50
© Reuters.  米国株式市場は一時大きく売られるも大いに戻す

ダウ平均は0.5%安となったが、当初の大きな下落を取り戻して終了した。資本財セクターの弱さを相殺する一部の企業を投資家が買い戻した形だ。 S&P 500は0.55%、ナスダック総合指数 は0.42%とそれぞれ下落した。

投資家が日中の安売りに対して押し目買いをし、ナスダックのハイテク企業を買ったため、安値から反発した。アップル(NASDAQ: AAPL)、ネットフリックス(NASDAQ: NFLX)とグーグル(NASDAQ: GOOGL)は上昇した。

安値から反発したいくつかのハイテク企業は、決算発表を間近に控えている。マイクロソフト(NASDAQ: MSFTは水曜日、アルファベット(グーグル)、ツイッター(NYSE: TWTR )、アマゾン(NASDAQ: AMZN)が木曜日に予定されている。

キャタピラー(NYSE: CAT)、3M(NYSE:MMM)、United Technologies(NYSE:UTX)らのまちまちの決算で資本財セクターが大きく下落したが、一時の大幅安からはかなり戻した。S&P500の資本財セクターは1%超下落した。

一方、マクドナルド(NYSE: MCD)は予想を上回る売上と利益となり、約6%上昇した。 PulteGroup(NYSE: PHM)の急騰は、住宅建設の収益増加により好調な第3四半期の業績を発表後、住宅建設会社の株価が上昇した。

11月4日に予定されているイランへの制裁が緩くなると予想され、サウジアラビアも世界の石油需要を満たすことを約束しているため、石油供給不足懸念が緩和し原油価格が4%下落。これによりエネルギーセクターは大きく売られた。

また、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、来月、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されるG20首脳会議で、トランプ大統領と中国の習近平主席が会談し、貿易問題に関して協議すると発表した。

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