中国政府がプレスクール(幼児用のプライベート学校)に対し新しい規制を提示した事で中国で学校を運営するグループであるウィズダム・エデュケーション・インターナショナル・ホールディングス(HK:6068)の株価は14.96%急落し金曜午前では3.58香港ドルとなっている。
教育関連銘柄は政府がキンダーガーデンのようなインターナショナル教育関連企業を過度な営利追及だと非難し、個人経営のキンダーガーデンを公的な幼稚園と同じリストに掲載する事を禁止した後で大きく下落した。
他の教育系企業であるチャイナ・マップル・リーフ・教育システムズ(HK:1317)もまた16.89%下落し3.69香港ドルをつけ、チャイナ・ユア・エデュケーション(HK:6169) も12.47%の下落となり3.37香港ドルとなった。
サウス・チャイナ・ポストに引用されたFrost&Sullivanの予測によるとプライベート教育産業は2016年に2.9兆元だった規模が2020年には4.9兆元にまで成長する事が期待されている。しかし新たな規制はこのブームに大きなダメージを与えている。