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ダウ平均株価は76ドル安で荒れた週の取引を終える

発行済 2018-12-29 05:54
更新済 2018-12-29 09:15
© Reuters.  ダウ平均株価は下落
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金曜日の株式市場は後半に急落し、一日の上昇分を打ち消して下落し、乱高下したクリスマスの週の取引を終えた。 S&P 500は0.14%安、 ダウ平均株価は0.33%安、 ナスダック総合指数は0.08%高となった。

市場は一日中ボラティリティが高かった。それは休日前の金曜日で取引量が少なかったという理由だけでなく、その週は全体を通して乱高下する傾向があったから予想できることではあった。金曜日のダウ平均株価は、やや高く始まった後すぐに下落し、午後の取引では200ドル以上上昇した後、最終的に76ドルの下落で終わっている。

休日のあった営業日の少ない今週は、S&Pが約2.8%高、ダウ平均株価は2.7%高、ナスダック総合指数は4%高だった。

「市場は底をつけたようだ。この数日で割安株を買うために投資家が戻ってきている」とステート・ストリート(NYSE:NYSE: STT)のチーフ投資ストラテジストMichael Arone氏は述べた。

今週の株価の反発は、投資家が債券市場から株式市場に資金を移しているために起きている可能性が高い。Lipperによる直近の週のデータによると、米国のファンド投資家が株式ファンドに52億ドルを追加し債券ファンドから83億ドルを流出させている。

株式市場へ資金が戻る中、トランスオーシャン(NYSE: RIG)はシェブロン(NYSE: CVX)と新たな取引を始めるとの報道で4.6%高となったが、原油価格が上昇したにもかかわらず全体的にエネルギーセクターは低調だった。

テクノロジーセクターは前日の安値から半導体銘柄が反発したおかげで少し上昇した。アプライド・マテリアルズ(NASDAQ: AMAT)は2.6%高、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(NASDAQ: AMD)は1.9%高、インテル(NASDAQ: INTC)は0.8高だった。

米国の規制当局からの要望に応じて、企業統治の強化のためにオラクル(NYSE: ORCL)の共同創設者ラリー・エリソン氏がテスラ(NASDAQ: TSLA)の独立取締役に就任した。これによりテスラの株価は5.6%上昇した。

デルは、創業者で最高経営責任者のMichael Dell氏が非公開にしてから約6年後に、再び市場に戻ってきた。

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