本日のマザーズ市場は、日経平均が反落するなかで相対的に堅調ぶりが目立った。
朝方こそ米株安の流れから利益確定の売りが先行したものの、下値では個人投資家の押し目買い意欲が強く、値を戻した。
マザーズ売買代金トップのサンバイオ (T:4592)などのバイオ株や直近IPO銘柄を中心に売買は活発だった。
なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で1311.98億円。
騰落数は、値上がり111銘柄、値下がり151銘柄、変わらず12銘柄となった。
個別では、前述のサンバイオが10%高と大幅に3日続伸し、売買代金2位のアンジェス (T:4563)が反発するなどバイオ株の一角が買われた。
直近IPO銘柄では識学 (T:7049)やスマレジ (T:4431)が上昇。
識学は個人向け新サービスの提供開始を材料視する向きがあった。
東証1部への市場変更を発表したSMN (T:6185)は急伸。
また、ライトアップ (T:6580)やSERIOHD、トランザス (T:6696)はストップ高水準で取引を終えた。
一方、UUUM (T:3990)、オンコリス (T:4588)、リックソフト (T:4429)などは軟調。
また、リネットジャパン (T:3556)やKudan (T:4425)は利益確定売りがかさみ、マザーズ下落率上位に顔を出した。