13日のマザーズ指数は続伸となった。
前日までの上昇を受けて朝方のマザーズ市場には利益確定の動きが先行したものの、12日の米国株式市場にて、ナスダック総合指数が堅調な動きとなり、テクノロジー関連の多いとされるマザーズ市場も次第に堅調な動きになった。
軟調なスタートとなった日経平均が日銀による上場投資信託(ETF)買いなどから下げ渋るなか、マザーズ指数は後場に一段高をつけた。
物色としてはバイオ関連や直近IPOに関心が向かった。
なお、売買代金は概算で1473.40億円。
騰落数は、値上がり133銘柄、値下がり133銘柄、変わらず6銘柄となった。
値上がり率上位では、ドリコム (T:3793)がストップ高となったほか、オンコリス (T:4588)やラクスル (T:4384)が2ケタ上昇になった。
ラクスルは、今7月期上半期の営業損益が黒字転換したことが材料視されて急騰した流れから上場来高値を更新。
売買代金上位では、新株予約権の大量行使で希薄化懸念の後退したアンジェス (T:4563)のほか、窪田製薬HD (T:4596)、ナノキャリア (T:4571)、サンバイオ (T:4592)、AmidAホールディングス (T:7671)が堅調。
一方で、メルカリ (T:4385)、JIA (T:7172)、MTG (T:7806)、Kudan (T:4425)は軟調。
なお、本日マザーズ市場に新規上場したサーバーワークス (T:4434)は初日値付かずとなった。