27日のマザーズ指数は大幅続伸となった。
前日の米国株式市場における主要3指数が揃って上昇したほか、重症虚血肢対象のHGF遺伝子治療用製品で条件・期限付製造販売承認を取得した指数インパクトの大きいアンジェス (T:4563)へと関心が向かったことで、朝方からマザーズ市場には買いが先行した。
また、その他のバイオ関連にも個人投資家による関心が波及したことでマザーズ指数は前場中ごろにかけて一段高をみせた。
なお、売買代金は概算で1564.96億円。
騰落数は、値上がり213銘柄、値下がり56銘柄、変わらず1銘柄となった。
個別では、値上がり率上位にMマート (T:4380)やAppBank (T:6177)、G-FACTORY (T:3474)などのストップ高水準まで買い進まれた銘柄が並んだ。
売買代金上位では、前述した材料のあったアンジェスのほか、オンコリス (T:4588)、そーせい (T:4565)、ALBERT (T:3906)、窪田製薬HD (T:4596)、ギークス (T:7060)などが上昇。
一方で、資本金及び資本準備金の額を減少し、その他資本剰余金を処分すると発表したサンバイオ (T:4592)のほか、メルカリ (T:4385)やGDH (T:4437)は軟調であった。