3日のマザーズ指数は3日ぶりに反発した。
前日の米国株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が4日続伸となった流れから、IT関連銘柄の多いマザーズ市場は朝方から底堅いスタートを見せた。
その後は米中貿易協議で合意が近づいているとの一部報道を受け、個人投資家のマインドも上向き、前場中ごろにかけて一段高となる場面があった。
一部市場関係者からは「足元で国内外の機関投資家による空売りポジションが増加している銘柄が目立つ」との声が聞かれており、本日はショートカバーの動きも意識されたもよう。
なお、売買代金は概算で1380.88億円。
騰落数は、値上がり179銘柄、値下がり91銘柄、変わらず12銘柄となった。
値上がり率上位では、Amazia (T:4424)がストップ高となったほか、HUMANAHD (T:6575)やファルコム (T:3723)、アンジェス (T:4563)がそれに続く格好となった。
売買代金上位では、そーせい (T:4565)、シリコンスタ (T:3907)、PKSHA (T:3993)、HEROZ (T:4382)などが上昇。
一方で、エードット (T:7063)やオンコリス (T:4588)、ギークス (T:7060)などは軟調だった。
なお、本日マザーズ市場に上場した東名 (T:4439)の初値は公開価格を27.8%上回る4205円となった。