本日のマザーズ市場は、売りが先行し軟調な展開だった。
13日の米国市場でNYダウが617ドル安と今年2番目の下げ幅を記録し、本日のマザーズ市場ではリスク回避目的の売りが広がった。
マザーズ指数は朝方に850pt近辺まで下落する場面があった。
米中通商協議を巡るトランプ米大統領の楽観的な発言が伝わると、マザーズ指数は日経平均とともに下げ渋ったが、本日の始値近辺で戻り一服となった。
なお、マザーズ指数は5日続落、売買代金は概算で1010.66億円。
騰落数は、値上がり80銘柄、値下がり196銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ (T:4385)やサンバイオ (T:4592)が軟調。
決算発表のログリー (T:6579)やリネットジャパン (T:3556)は急落し、中国子会社で不適切な会計処理の疑いがあると公表したMTG (T:7806)も売りがかさんだ。
また、BS (T:3623)やロジザード、遺伝子治療薬の発売延期を発表したアンジェス (T:4563)はストップ安水準まで売られた。
一方、オンコリス (T:4588)やALBERT (T:3906)は反発。
決算が評価された弁護士コムは急伸し、グッドスピード (T:7676)と総医研 (T:2385)はストップ高水準で取引を終えた。