14日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり140銘柄、値下がり76銘柄、変わらず9銘柄となった。
日経平均は3日ぶり反発。
55.10円高の21087.10円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。
13日の米株式市場でNYダウは3日ぶりに反発し、101ドル高となった。
ホルムズ海峡近くで石油タンカー2隻が攻撃され、原油供給の先行き不透明感から原油先物相場が上昇。
エクソンモービルなどの石油株に買いが先行した。
また、5月輸入物価指数が前月比で5カ月ぶりに低下し、早期利下げ観測が強まったことも相場を後押しした。
本日の日経平均もこうした流れを引き継ぎ17円高からスタート。
地政学リスクの高まりが意識され、朝方はマイナスに転じる場面もあったが、前場中ごろにかけて一時21117.41円(85.41円高)まで上昇した。
先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)は概算で21060.56円。
東証1部の値上がり銘柄は全体の6割強、対して値下がり銘柄は3割強となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となり、1銘柄で指数を約36円分押し上げたほか、ダイキン (T:6367)、ソニー (T:6758)、ユニファミマ (T:8028)、ヤマハ (T:7951)などもそれに続いて値上がり寄与上位にランクインした。
ソニーは、米ファンドが同社株を追加取得し、半導体部門の分離を要求しているなどと伝わったことから、構造改革に伴う株式価値向上期待が高まったようだ。
一方で、値下がり寄与上位には、東京エレクトロン (T:8035)、花王 (T:4452)、アドバンテ (T:6857)、リクルートHD (T:6098)、安川電機 (T:6506)などが並んだ。
*11:30現在日経平均株価 21087.10(+55.10)値上がり銘柄数 140(寄与度+112.99)値下がり銘柄数 76(寄与度-57.89)変わらず銘柄数 9○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 65870 970 +35.61 (T:6367) ダイキン 13820 200 +7.34 (T:6758) ソニー 5493 159 +5.84 (T:8028) ユニファミマ 2583 25 +3.67 (T:7951) ヤマハ 5220 100 +3.67 (T:4021) 日産化学 4785 80 +2.94 (T:9984) ソフトバンクG 10005 20 +2.20 (T:8252) 丸井G 2338 57 +2.09 (T:6305) 日立建 2848 54 +1.98 (T:4507) 塩野義 6198 52 +1.91 (T:4063) 信越化 9362 51 +1.87 (T:9766) コナミHD 5170 50 +1.84 (T:4519) 中外薬 7140 50 +1.84 (T:7203) トヨタ 6773 47 +1.73 (T:6902) デンソー 4502 44 +1.62 (T:4704) トレンド 4985 40 +1.47 (T:7267) ホンダ 2774.5 20 +1.47 (T:6954) ファナック 19345 40 +1.47 (T:6971) 京セラ 6929 20 +1.47 (T:4151) 協和キリン 2039 38 +1.40○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:8035) 東エレク 14480 -430 -15.79 (T:4452) 花王 8317 -131 -4.81 (T:6857) アドバンテ 2550 -52 -3.82 (T:6098) リクルートHD 3451 -27 -2.97 (T:6506) 安川電 3260 -75 -2.75 (T:4543) テルモ 3170 -15 -2.20 (T:6988) 日東電 5054 -51 -1.87 (T:6645) オムロン 5380 -40 -1.47 (T:4568) 第一三共 5989 -39 -1.43 (T:6976) 太陽誘電 1777 -37 -1.36 (T:4578) 大塚HD 3637 -33 -1.21 (T:6841) 横河電 2036 -33 -1.21 (T:2502) アサヒ 4902 -32 -1.17 (T:4502) 武田 3733 -27 -0.99 (T:9681) ドーム 1030 -52 -0.95 (T:6103) オークマ 5190 -130 -0.95 (T:9433) KDDI 2730.5 -3.5 -0.77 (T:6762) TDK 7650 -20 -0.73 (T:2802) 味の素 1896 -19 -0.70 (T:2531) 宝HD 1133 -15 -0.55