7月2日のマザーズ指数は4日続伸となった。
週明け1日の米株式市場では、6月29日の米中首脳会談における通商協議再開合意を受け、主要3指数が揃って上昇。
一方の東京市場では、前日の上昇分に同材料を織り込んでいたことから、朝方のマザーズ市場は前日比ほぼ横ばいでのスタートに。
しかし、寄り付き直後に日経平均がプラスに転じたタイミングで、個人投資家の関心がマザーズ市場に対しても向かう格好となった。
その後も、主力大型株の上値が重いなか、値動きの軽いマザーズ銘柄へと短期資金は向かいやすい地合いとなり、マザーズ指数は後場に一段高をみせた。
なお、売買代金は概算で813.89億円。
騰落数は、値上がり179銘柄、値下がり94銘柄、変わらず16銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、ブランジスタ (T:6176)が16%高となったほか、アクセルマークが17%、ハウテレビジョン (T:7064)が9%の上昇に。
売買代金上位では、そーせい (T:4565)、Sansan (T:4443)、リビン・テクノロジーズ (T:4445)、リボミック (T:4591)、HEROZ (T:4382)、メドピア (T:6095)、JIG-SAW (T:3914)、サイバーダイン (T:7779)が上昇。
リボミックは、米国で実施中の滲出型加齢黄斑変性を適応症としたRBM-007(抗FGF2アプタマー)の第1/2a相試験(SUSHI試験)が完了したと発表している。
一方で、メルカリ (T:4385)、UUUM (T:3990)、Kudan (T:4425)、シェアリングテクノロジー (T:3989)は軟調。