10日のマザーズ指数は3日ぶりの反発となった。
9日の米株式市場が高安まちまちの結果となるなか、朝方は前日終値水準でのスタートになった。
その後、円相場が一時1ドル=109円近辺まで下落したことを支えにマザーズ指数は大引けにかけて上げ幅を拡大する展開に。
物色としても、直近IPO銘柄やバイオ関連などのテーマ株、好業績銘柄に対して個人投資家による関心が向かう格好となった。
なお、売買代金は概算で828.26億円。
騰落数は、値上がり165銘柄、値下がり107銘柄、変わらず16銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、アクセルマーク (T:3624)やテックポイント (T:6697)がストップ高になったほか、TDSE (T:7046)やHMT (T:6090)が2ケタ上昇。
テックポイントは、中国車載機器メーカーの新製品にHD-TVI対応映像受信用半導体が採用されたことを材料視。
売買代金上位では、そーせい (T:4565)、フィードフォース (T:7068)、JIG-SAW (T:3914)、UUUM (T:3990)、アンジェス (T:4563)、インパクトホールディングス (T:6067)が上昇。
一方で、オンコリス (T:4588)、メルカリ (T:4385)、大泉製作所 (T:6618)、モルフォ (T:3653)、HEROZ (T:4382)、Amazia (T:4424)は軟調。