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パウエルFRB議長議会証言を好感し、日経平均は上昇。後場のここからの上値は限定的か

発行済 2019-07-11 11:52
更新済 2019-07-11 12:08
© Reuters.  パウエルFRB議長議会証言を好感し、日経平均は上昇。後場も堅調を維持か
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前日の米国株式市場は主要3指数揃って上昇した。パウエルFRB議長の議会証言によりFRBの金融緩和姿勢が改めて確認されたことで、これを好感した形だ。この状況により米10年債利回りは2.042%と低下し、ドル/円は108.03円と円高に振れている。

米国株式市場が上昇したことで日経平均株価は午前11時28分時点で2万1607円と上昇している。米長期金利低下による円高が指数の上値を抑えている形だ。昨日の議長の証言で利下げが確実となったとはいえ、どの程度の利下げをするのかについて明言はなく、経済指標等のデータを見て判断すると答えている。もともと0.25%の利下げは織り込み済であり、今後の利下げ幅が焦点となろう。とりあえず株式市場は好感し上昇しているが、昨日の米国市場は上髭を残して終了し、高値圏にあるゆえの上値の重さも印象付けた。米国株式市場の調整があってもおかしくなく、ダウ平均株価の日足のRSIは64.97と70に近く、RSI上ではダブルトップの形になるかどうか微妙な形となっている。上にも下にもいける形であり、微妙である。

日経225先物を見ると日足の上値が切り下がってきており、このレジスタンストレンドラインを抜けるかが後場の上昇のポイントだろう。これを抜ければ7月1日以来の高値更新につながるはずだ。後場はこの攻防に注目が集まる。

上海総合指数は0.58%高、ドル/人民元は0.04%安となっている。

本日は米消費者物価指数が発表される。昨日のパウエル議長の発言でも懸念材料として貿易戦争、低迷する製造業の経済データとともにインフレの鈍化を指摘しており、注意したい。午後11時には再度パウエル議長の上院での証言があるが、昨日と同じスタンスだろうから材料にはなりにくいだろう。

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