5日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり10銘柄、値下がり215銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は大幅に続落。
496.29円安の20590.87円(出来高概算6億9000万株)で前場の取引を終えた。
トランプ大統領による新たな対中関税策の発表を受けて、世界経済への悪影響が懸念される中、売り優勢の相場展開となっている。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から21000円を割り込んで始まった日経平均は、その後も人民元相場が米中貿易摩擦の対立激化に伴う中国経済の減速懸念から、一時7元台と約11年ぶりの水準まで下落した流れが嫌気され、前引けにかけて下落幅を拡大させている。
値下がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)、同2位はファーストリテ (T:9983)となり、2銘柄で日経平均を約82円押し下げた。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップは神戸鋼 (T:5406)で12.75%安、同2位はヤフー (T:4689)で12.19%安だった。
神戸鋼は、20年3月期の上期及び通期予想の下方修正を発表し嫌気されている。
通期の営業利益予想は従来の450億円から250億円と大幅に引き下げている他、未定としていた上半期配当金は前期の10円に対して無配に。
また、ヤフーは20年3月期の第1四半期(IFRS)の営業利益が前年同期比24.0%減の362億円で着地している。
一方、値上がり寄与トップはオリンパス (T:7733)、同2位はコナミHD (T:9766)となり、2銘柄で日経平均を約7円押し上げた。
オリンパスは、20年3月期の第1四半期(IFRS)の営業損益が147億円の黒字(前年同期は116億円の赤字)での着地に。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは東京建物 (T:8804)で2.88%高、同2位はオリンパスで2.47%高だった。
*11:30現在日経平均株価 20590.87(-496.29)値上がり銘柄数 10(寄与度+13.87)値下がり銘柄数 215(寄与度-510.16)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:7733) オリンパス 1204 29 +4.22 (T:9766) コナミHD 4725 75 +2.73 (T:4021) 日産化学 4795 70 +2.55 (T:3382) 7&iHD 3665 44 +1.60 (T:8804) 東建物 1286 36 +0.65 (T:7951) ヤマハ 4835 15 +0.55 (T:7205) 日野自 869 14 +0.51 (T:9008) 京王 6870 70 +0.51 (T:7202) いすゞ 1192.5 20 +0.36 (T:8304) あおぞら 2587 53 +0.19○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9984) ソフトバンクG 5310 -239 -52.15 (T:9983) ファーストリテ 64320 -830 -30.19 (T:8035) 東エレク 17820 -630 -22.91 (T:9613) NTTデータ 1311 -120 -21.82 (T:6367) ダイキン 12945 -520 -18.91 (T:6954) ファナック 18380 -495 -18.00 (T:4911) 資生堂 7048 -348 -12.66 (T:6098) リクルートHD 3578 -100 -10.91 (T:6762) TDK 8510 -270 -9.82 (T:4503) アステラス薬 1401.5 -52.5 -9.55 (T:4543) テルモ 3119 -61 -8.87 (T:4507) 塩野義 5741 -216 -7.86 (T:6988) 日東電 4971 -203 -7.38 (T:2801) キッコーマン 4750 -200 -7.27 (T:6758) ソニー 5750 -190 -6.91 (T:9433) KDDI 2764.5 -31.5 -6.87 (T:6971) 京セラ 6615 -94 -6.84 (T:4063) 信越化 10820 -180 -6.55 (T:4452) 花王 7627 -179 -6.51 (T:6645) オムロン 4975 -175 -6.36