[香港/北京 12日 ロイター] - 香港のキャセイ・パシフィック航空 (HK:0293)が反政府デモに参加して逮捕されたパイロットの乗務を停止したことなどを受け、同社株は12日序盤の取引で4%超下落した。
中国の航空規制当局は9日、キャセイに対し、抗議活動に関与した乗務員は安全への脅威として、本土便に乗務させないよう求めた。[nL4N25547Q]
これを受けてキャセイは10日、デモに参加して逮捕されたパイロットの乗務を停止したほか、空港スタッフ2人を解雇したことを明らかにした。また「極端に過激な」スタッフを本土便に乗務させない方針を示した。
12日の取引で株価は2018年10月以来の安値を付けた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20190812T034848+0000