26日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり12銘柄、値下がり211銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は3日ぶり大幅反落。
23日の米国市場では、中国政府が米国からの輸入品への新たな関税措置を発表したことを受け、NYダウが623ドル安と3日ぶりに急反落した。
その後、トランプ米大統領が中国への対抗措置を発表したこともあり、朝方には円相場が一時1ドル=104円台まで上昇。
週明けの日経平均はこうした流れを引き継ぎ385円安からスタートすると、寄り付き直後にこの日の安値20173.76円(前週末比537.15円安)を付けた。
円高一服とともに押し目買いも入ったものの、軟調もみ合いが続く展開となった。
大引けの日経平均は前週末比449.87円安の20261.04円となった。
東証1部の売買高は11億4028万株、売買代金は1兆9844億円だった。
業種別では、全33業種がマイナスとなり、ガラス・土石製品、倉庫・運輸関連業、その他製品、海運業、金属製品が下落率上位だった。
東証1部の値下がり銘柄は全体の92%、対して値上がり銘柄は6%と全面安の展開だった。
値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)、同2位はソフトバンクG (T:9984)となり、2銘柄で日経平均を約142円押し下げた。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップは太陽誘電 (T:6976)で6.52%安、同2位は安川電 (T:6506)で5.64%安だった。
米中対立の激化により、中国関連やハイテク株は終日弱い値動きに。
一方、値上がり寄与トップはユニファミマ (T:8028)、同2位はコムシスHD (T:1721)となり、2銘柄で日経平均を約3円押し上げた。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはコムシスHDで1.19%高、同2位はマルハニチロ (T:1333)で0.96%高だった。
「総務省は2020年度から次世代通信規格「5G」の携帯電話基地局を整備する携帯会社や自治体に補助金を出す」との一部報道で、電気通信設備工事大手のコムシスHDにポジティブな影響があるとの見方から関心が向かったとの見方も。
*15:00現在日経平均株価 20261.04(-449.87)値上がり銘柄数 12(寄与度+5.63)値下がり銘柄数 211(寄与度-455.50)変わらず銘柄数 2○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:8028) ユニファミマ 2414 14 +2.04 (T:1721) コムシスHD 2971 35 +1.27 (T:7269) スズキ 4004 18 +0.65 (T:2002) 日清粉G 1977 11 +0.40 (T:1925) 大和ハウス 3305 10 +0.36 (T:9005) 東急 1869 11 +0.20 (T:2914) JT 2234.5 5.5 +0.20 (T:8804) 東建物 1388 9 +0.16 (T:8252) 丸井G 2060 4 +0.15 (T:1333) マルハニチロ 2732 26 +0.09 (T:8801) 三井不 2480.5 2.5 +0.09 (T:9501) 東電力HD 487 3 +0.01○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 61230 -2710 -98.56 (T:9984) ソフトバンクG 4537 -201 -43.86 (T:6954) ファナック 17790 -665 -24.18 (T:8035) 東エレク 18915 -580 -21.09 (T:4543) テルモ 3127 -142 -20.66 (T:4063) 信越化 10390 -270 -9.82 (T:6762) TDK 8110 -260 -9.46 (T:6367) ダイキン 13200 -235 -8.55 (T:6971) 京セラ 6243 -115 -8.36 (T:4021) 日産化学 4510 -210 -7.64 (T:6506) 安川電 3345 -200 -7.27 (T:6645) オムロン 4965 -195 -7.09 (T:7951) ヤマハ 4490 -180 -6.55 (T:7733) オリンパス 1185 -40 -5.82 (T:9613) NTTデータ 1356 -30 -5.46 (T:4901) 富士フイルム 4449 -146 -5.31 (T:6976) 太陽誘電 1891 -132 -4.80 (T:6841) 横河電 1896 -111 -4.04 (T:4324) 電通 3575 -110 -4.00 (T:7832) バンナムHD 6200 -110 -4.00