5日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり216銘柄、値下がり9銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は大幅に3日続伸。
481.94円高の21131.08円(出来高概算6億5148万株)で前場の取引を終えた。
前日の海外市場では、香港政府が大規模な抗議活動の発端となった逃亡犯条例改正案について正式に撤回を表明したほか、英議会で「合意なき離脱」が回避されるとの期待も広がった。
こうした政治リスクの和らぎを背景に、NYダウなど米主要3指数は揃って反発。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の20815円、円相場は1ドル106円半ばと前日日中比で円安・ドル高方向に振れた。
これらを受け、本日の日経平均は買い先行でスタートした。
その後、米中両国が10月前半にワシントンで貿易協議を開催するとの報道も伝わるなか、値がさハイテク株中心に上げ幅を拡大したことから、日経平均は8月2日以来約1ヶ月ぶりに節目の21000円を回復した。
値上がり寄与トップは、ファーストリテ (T:9983)、同2位は東京エレクトロン (T:8035)となり、2銘柄で指数を約69円分押し上げたほか、ソフトバンクG (T:9984)、ファナック (T:6954)、アドバンテ (T:6857)、信越化 (T:4063)などがそれに続いた。
国内証券ではSPEセクターの投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に格上げ、今来期業績に対する市場の期待値は高いが、当面の期待値剥落リスクより中長期の成長局面への回帰を重視した考え方に変更としている。
前述した外部環境の落ち着きもあり、東京エレクトロンなどの半導体関連への買いが目立っている。
なお、値下がり寄与上位銘柄には、コムシスHD (T:1721)、ドーム (T:9681)、サイバー (T:4751)、協和キリン (T:4151)などが並んだ。
*11:30現在日経平均株価 21131.08(+481.94)値上がり銘柄数 216(寄与度+487.05)値下がり銘柄数 9(寄与度-5.11)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 63830 1100 +40.00 (T:8035) 東エレク 20045 795 +28.91 (T:9984) ソフトバンクG 4815 112 +24.44 (T:6954) ファナック 18725 650 +23.64 (T:6857) アドバンテ 4620 300 +21.82 (T:4063) 信越化 11175 515 +18.73 (T:6762) TDK 8980 410 +14.91 (T:6971) 京セラ 6477 167 +12.15 (T:6367) ダイキン 13620 320 +11.64 (T:6758) ソニー 6393 243 +8.84 (T:6645) オムロン 5470 240 +8.73 (T:6988) 日東電 5150 224 +8.15 (T:7733) オリンパス 1364 55 +8.00 (T:7267) ホンダ 2676 99 +7.20 (T:4911) 資生堂 8721 196 +7.13 (T:6506) 安川電 3745 190 +6.91 (T:9613) NTTデータ 1382 33 +6.00 (T:4523) エーザイ 5379 164 +5.96 (T:7832) バンナムHD 6410 160 +5.82 (T:7951) ヤマハ 4555 150 +5.46○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:1721) コムシスHD 2916 -41 -1.49 (T:9681) ドーム 996 -75 -1.36 (T:4751) サイバー 4535 -105 -0.76 (T:4151) 協和キリン 1980 -21 -0.76 (T:2802) 味の素 1935 -10.5 -0.38 (T:5232) 住阪セメ 4405 -40 -0.15 (T:9432) NTT 5130 -18 -0.13 (T:8729) ソニーFH 2324 -6 -0.04 (T:6703) OKI 1428 -7 -0.03