[ワシントン 17日 ロイター] - 米下院の運輸・インフラ委員会は17日、航空機大手ボーイング (N:BA)のデニス・ミューレンバーグ最高経営責任者(CEO)に旅客機「737MAX」に関する証言を行うよう正式に要請した。
同型機は2018年10月以降に起きた事故2件で計346人が死亡し、現在は運航停止となっている。
同委員会のピーター・デファジオ委員長は、ボーイングの商用機部門のチーフエンジニア、ジョン・ハミルトン氏にも出席を要請した。ミューレンバーグ氏とハミルトン氏は10月30日に証言するよう求められている。
デファジオ委員長は先週、737MAXの設計、開発、認証に関する議会調査の一環として、複数の従業員が聞き取りに応じるようミューレンバーグ氏に求めた。
ボーイングの担当者は声明で、同委員会の証言要請を受け取り、現在検討していると発表。「737MAXのサービスを安全に再開することを目指す中、議会と規制当局と引き続き協力していく」とした。