本日のマザーズ指数は大幅続落となった。
前日の米国株式市場では、経済指標の軟化や米欧の貿易摩擦懸念の高まりを背景に主要3指数は揃って大幅続落。
この米国株急落の流れや円高進行に伴うセンチメント悪化を受け、マザーズ市場には朝方から大きく売りが先行した。
その後、日経平均株価が為替市場の円高・ドル安一服や、日銀の上場投資信託(ETF)買いへの思惑を背景に下げ渋りをみせたことなどを受け、マザーズ銘柄に対する下値拾いの動きも後場は散見された。
これにより、マザーズ指数は引けにかけて下げ止まる格好になった。
なお、売買代金は概算で591.18億円。
騰落数は、値上がり71銘柄、値下がり211銘柄、変わらず15銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、直近IPO銘柄であるパワーソリューションズ (T:4450)が12%安となったほか、リビン・テクノロジーズ (T:4445)やアプリックス (T:3727)がそれに続いて大幅安に。
そーせい (T:4565)、メルカリ (T:4385)、ミクシィ (T:2121)、アンジェス (T:4563)、オンコリス (T:4588)、GNI (T:2160)が軟調。
一方で、映像送信用半導体「TP38xxシリーズ」が台湾の車載機器設計メーカーに採用されたと発表したテックポイント (T:6697)が8%高になったほか、ブシロード (T:7803)、サンバイオ (T:4592)、ロゼッタ (T:6182)、バンクオブイノベ (T:4393)、ツクルバ (T:2978)は上昇。