3日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり9銘柄、値下がり215銘柄、変わらず1銘柄となった。
本日の日経平均は大幅続落となった。
前日の米国株式市場では、9月ADP雇用報告が予想を下振れたことによる景気後退懸念のほか、米通商代表部(USTR)が欧州連合(EU)からの輸入品に追加関税を発動すると発表したことに伴う米欧の貿易摩擦懸念の高まりから、主要3指数は揃って大幅に続落。
為替市場でも円高・ドル安が進行するなか、本日の東京市場には朝方から大きく売りが先行した。
その後も、ドル円相場が一時1ドル=107円を割り込んだほか、月次動向が嫌気されたファーストリテ (T:9983)に対する短期筋の売りも加わったことで、前場中ごろに日経平均の下げ幅を一時500円超す場面もあった。
一方、75日移動平均線の位置する21276円処を前に下げ止まりをみせた日経平均は、為替市場における円高進行の一服や日銀の上場投資信託(ETF)買い入れに対する思惑なども相まって、下げ渋る動きとなった。
大引けの日経平均は前日比436.87円安の21341.74円となった。
東証1部の売買高は12億2381万株、売買代金は2兆704億円だった。
値下がり寄与トップはファーストリテで1銘柄で日経平均を約89円押し下げた。
同2位はファナック (T:6954)となり、ソフトバンクG (T:9984)、京セラ (T:6971)、テルモ (T:4543)、ファミマ (T:8028)、ダイキン (T:6367)、資生堂 (T:4911)などが続いた。
ファーストリテは前日に発表した月次業績を嫌気した売りが出た。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップは大日住薬 (T:4506)で4.9%安、同2位は日水 (T:1332)で4.7%安となった。
一方、値上がり寄与トップは東エレク (T:8035)となった。
同2位は第一三共 (T:4568)となり、DeNA (T:2432)、大塚HD (T:4578)、日本電気 (T:6701)などが続いた。
値上がり銘柄はわずか9銘柄にとどまった。
*15:00現在日経平均株価 21341.74(-436.87)値上がり銘柄数 9(寄与度+3.63)値下がり銘柄数 215(寄与度-440.50)変わらず銘柄数 1○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:8035) 東エレク 20855 40 +1.44 (T:4568) 第一三共 6575 34 +1.22 (T:2432) DeNA 1972 38 +0.41 (T:4578) 大塚HD 4152 9 +0.32 (T:6701) NEC 4610 45 +0.16 (T:4689) ZHD 312 2 +0.03 (T:9502) 中部電 1628.5 6.5 +0.02 (T:9104) 商船三井 2762 2 +0.01 (T:9437) NTTドコモ 2816.5 1 +0.00○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 61280 -2480 -89.34 (T:6954) ファナック 19480 -525 -18.91 (T:9984) ソフトバンクG 4115 -85 -18.37 (T:6971) 京セラ 6546 -173 -12.46 (T:4543) テルモ 3277 -77 -11.10 (T:8028) ファミリーマート 2545 -73 -10.52 (T:6367) ダイキン 13900 -245 -8.83 (T:4911) 資生堂 8495 -229 -8.25 (T:4063) 信越化 11265 -225 -8.11 (T:9613) NTTデータ 1376 -40 -7.20 (T:2801) キッコーマン 5120 -190 -6.84 (T:4021) 日産化学 4165 -185 -6.66 (T:7269) スズキ 4403 -182 -6.56 (T:7203) トヨタ 6982 -177 -6.38 (T:7951) ヤマハ 4665 -160 -5.76 (T:4503) アステラス薬 1479 -32 -5.76 (T:9735) セコム 9684 -154 -5.55 (T:7267) ホンダ 2742.5 -75.5 -5.44 (T:2413) エムスリー 2555 -55 -4.76 (T:4901) 富士フイルム 4579 -130 -4.68