40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ゴールドマン、第3四半期は減益で予想下回る 投資銀行部門低調

発行済 2019-10-16 02:09
更新済 2019-10-16 02:11
ゴールドマン、第3四半期は減益で予想下回る 投資銀行部門低調

[15日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックス・グループ (N:GS)が15日発表した第3・四半期決算は、利益が市場予想を下回った。世界経済成長を巡る懸念からM&A(合併・買収)案件などが低調だったほか、新規株式公開(IPO)計画を撤回した共用オフィス「ウィーワーク」を運営するウィーカンパニーへの投資などでつまづいたことが業績を圧迫した。

普通株主帰属の純利益は前年同期比27%減の17億9000万ドル。1株当たり利益は4.79ドルと、前年同期の6.28ドルから減少し、市場予想の4.81ドルを下回った。

純収入も6%減の83億2000万ドル。ただ、予想の83億1000万ドルは上回った。

主要4部門中3部門が減収。投資銀行部門は助言手数料や引受手数料の減少が響き、15%の減収となった。

投資・融資部門の収入は40%減の6億6200万ドル。アナリストは、ゴールドマンがウィーカンパニーへの投資に絡み同四半期に2億5000万ドル超の損失を計上すると予想していた。

一方、トレーディングを含む機関投資家向け部門は6%の増収。債券トレーディング収入は8%増、株式トレーディング収入も5%増加した。

ゴールドマンはアップルと連携しクレジットカード事業を立ち上げるなど新規ビジネスの開拓に取り組んでいるものの、業績押し上げにはなお時間がかかる見通し。

KBWのアナリストは顧客向けノートで「ゴールドマンの決算は強弱まちまち」と指摘。収入は予想を上回ったものの、比較的不安定とされるトレーディング収入の伸びが主導したほか、投資銀行部門の業績は低調だったと述べた。

決算を受け、ゴールドマンの株価は一時約2%下落した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます