[クアラルンプール 26日 ロイター] - 日本航空 (T:9201)とカタール航空、中国南方航空 (SS:600029)が経営再建中のマレーシア航空の株式を取得するため応札したと、26日付のマレーシア経済週刊誌エッジが関係筋の話として報じた。
マレーシア政府は22日、マレーシア航空の株式を保有する政府系投資ファンドのカザナ・ナショナルが、株式の売却先として4社を最終候補に選んだと発表した。
関係筋によると、4社のうち3社が航空会社だという。
ただ、カタール航空の広報担当者はロイターに対し、同社は最終候補に含まれていないとメールで説明した。
同誌によると、マレーシア航空は来年4月まで運航を維持するための現金しか持っていないため、カザナは近く売却先を決定する見通し。