■業績動向3. 財務状況と経営指標システムインテグレータ (T:3826)の2020年2月期第2四半期末の総資産は前期末比168百万円増加の2,934百万円となった。
主な増減要因を見ると流動資産では、現金及び預金が283百万円減少し、売掛金が257百万円の増加、仕掛品が133百万円の増加となった。
固定資産では主にソフトウェア（ソフトウェア仮勘定を含む）が50百万円増加し、投資その他の資産が35百万円減少した。
負債合計は前期末比202百万円増加の937百万円となった。
前受金が110百万円増加したほか、買掛金が36百万円増加するなど事業拡大によるものとなっている。
純資産合計は同34百万円減少の1,997百万円となった。
四半期純利益192百万円を計上した一方で、配当金の支払い177百万円、自己株式の取得49百万円などによる。
経営指標を見ると、自己資本比率が前期末の73.4%から68.1%に低下したが高水準を維持しており、また流動比率も200%を超える水準で有利子負債もないことから、財務内容は良好と判断される。
（執筆：フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲）