本日のマザーズ指数は5日続伸となった。
前日の米国株式市場では、米中交渉合意への期待が高まるなか、市場予想を上回る米経済指標が相次ぎ、主要3指数は揃って4日続伸。
取引開始直前に、トランプ米大統領が香港人権・民主主義法に署名したことが伝わったが、前日に続き堅調なスタートとなったSansan (T:4443)の動向なども好感された本日のマザーズ市場は朝方から底堅い動きとなった。
寄り付き後にいったん利益確定の動きもみられたものの、日経平均が下げ渋るなかで、マザーズ市場では時価総額上位銘柄中心に堅調な動きとなったことが指数を下支えした。
そのほか、直近IPO銘柄の一角への短期資金流入も目立った。
なお、マザーズ指数は5日続伸、売買代金は概算で973.26億円。
騰落数は、値上がり130銘柄、値下がり161銘柄、変わらず10銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、ADLibシステムを使用した特異的抗体を含む診断薬キットの国内販売開始を発表したカイオム・バイオサイエンス (T:4583)が16%高になったほか、インフォネット (T:4444)やWelby (T:4438)が共に11%高に。
売買代金上位銘柄では、セルソース (T:4880)、Sansan、そーせい (T:4565)、リブワーク (T:1431)、チームスピリット (T:4397)、メルカリ (T:4385)、UUUM (T:3990)、AI CROSS (T:4476)が上昇。
一方で、インパクトホールディングス (T:6067)、247 (T:7074)、GNI (T:2160)、ロゼッタ (T:6182)などはさえない。