[東京 29日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比88円30銭高の2万3497円44銭となり、反発してスタート。外為市場出ドル/円が109円台半ばで推移していることが好感されている。
寄り付き前に経済産業省が発表した10月の鉱工業生産は前月比4.2%低下となり、ロイターがまとめた市場予想(前月比2.1%低下)を下回った。市場からは「想定以上に弱い内容となり、ネガティブ。電子部品のところはいい兆しが出ているが、全体の弱さを補いきれていない」(エコノミスト)との声が出ていた。