■NY株式:NYダウ36ドル安、短縮取引で閑散米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は36.08ドル安の28515.45、ナスダックは7.24ポイント高の8952.88で取引を終了した。
クリスマス・イブで午後1時までの短縮取引となった。
主要株式指数が過去最高値水準にあることから、利益確定の売りで下落して寄り付いたものの、その後は小幅な値動きでもみ合う展開となった。
セクター別では半導体・半導体製造装置や食品・生活必需品小売が上昇する一方で、資本財や自動車・自動車部品が軟調。
ライドシェアのウーバー(UBER)は、共同創業者で前CEOのカラニック氏が年末で取締役を辞任することが明らかとなり上昇。
携帯端末のアップル(AAPL)はAirPodsプロの品切れが続く中、一部地域でMacやiPadなどクリスマスプレゼントの注文に対して、即日(2時間)無料配送を実施しており小幅上昇。
一方で航空機のボーイング(BA)は1月から生産停止予定の737MAX機の部品メーカーに対して、部品の出荷停止を依頼したことが報じられ下落した。
明日はクリスマスの祝日の為、米国株式相場は休場。
昨年のクリスマス・イブからの1年間でS&P500指数は37%の上昇となっており、年初来でも30%目前に迫っている。
Horiko Capital Management LLC■NY為替:米長期金利低下でドル伸び悩み24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円42銭から109円33銭まで下落し、109円40銭で引けた。
米国の12月リッチモンド連銀製造業指数がプラス改善予想に反して2カ月連続のマイナスとなったほか、米5年債入札の好調な結果を受けて米国債相場が上昇。
米債利回りの低下に伴いドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1076ドルから1.1093ドルまで上昇し、1.1086ドルで引けた。
ユーロ・円は、121円15銭から121円28銭の狭いレンジでもみ合った。
ポンド・ドルは一時1.2971ドルまで上昇したが、1.2917ドルまで反落した。
ドル・スイスは、0.9819フランから0.9798フランまで下落した。
■NY原油:続伸で61.11ドル、主要産油国による減産体制への期待残るNY原油先物2月限は続伸(NYMEX原油2月限終値:61.11 ↑0.59)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比+0.59ドルの1バレル=61.11ドルで通常取引を終えた。
時間外取引を含めた取引レンジは60.47ドル−61.16ドル。
時間外取引の23日のアジア市場で60.47ドルまで売られたが、2020年も主要産油国における減産体制は維持されるとの期待は残されており、原油先物は底堅い動きを見せた。
■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 35.22ドル +0.05ドル(+0.14%)モルガン・スタンレー(MS) 50.69ドル -0.03ドル(-0.06%)ゴールドマン・サックス(GS)229.91ドル +0.82ドル(+0.36%)インテル(INTC) 59.41ドル +0.18ドル(+0.30%)アップル(AAPL) 284.27ドル +0.27ドル(+0.10%)アルファベット(GOOG) 1343.56ドル -5.28ドル(-0.39%)フェイスブック(FB) 205.12ドル -1.06ドル(-0.51%)キャタピラー(CAT) 147.48ドル -1.02ドル(-0.69%)アルコア(AA) 21.58ドル +0.10ドル(+0.47%)ウォルマート(WMT) 119.51ドル +0.48ドル(+0.40%)スプリント(S) 5.26ドル +0.03ドル(+0.57%)