[東京 6日 ロイター] - ANAホールディングス (T:9202)傘下の全日本空輸(ANA)は6日、日本と中国を結ぶ一部路線で一時運休・減便の拡大や機材小型化を決定したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要減少に対応するため。
4日に発表していた成田・羽田─北京線などの一時運休・減便に加え、成田・羽田─上海浦東線、関西─上海浦東線で機材の小型化や一部運休を実施する。期間は2月10日または17日(日本発)から3月28日まで。
また青島線、大連線など中国本土の各都市を結ぶ路線の運休・減便・小型化のほか、関西─香港線も運休を決定した。
日本航空(JAL) (T:9201)も同日、2月6日から17日の期間、北京─羽田・成田線、上海浦東─成田線を減便する、と発表した。
4日には、2月17日から3月28日までの羽田─北京線の減便・機材小型化、成田─北京線・上海線などの運休を発表していた。
これに伴い、JALの北京、上海(虹橋・浦東)、広州、大連、天津線の運航便合計数は、週間98便から43便となる。
(佐々木美和 編集:田中志保)