本日のマザーズ指数は大幅反落となった。
前日の米国株式市場では、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行が新型肺炎を巡る対応策で3日に電話会談を開催することが報じられたほか、新型肺炎向けワクチンへの早期開発期待も加わり、主要3指数は揃って大幅高に。
この流れを受けて、マザーズ市場にも朝方から買いが先行した。
しかし、新型肺炎に対する警戒感は根強く、日経平均の上値の重さが意識されると、すぐにマザーズ銘柄にも利益確定の動きが優勢となった。
また、G7の電話会議に対して現状は具体的な政策対応は盛り込まない方向で調整していることが報じられ、個人投資家の間にも失望感に繋がった。
マザーズ指数は引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。
なお、売買代金は概算で921.24億円。
騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり242銘柄、変わらず6銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、GNI (T:2160)が14%安になったほか、ジェイック (T:7073)やマネーフォワード (T:3994)がそれに続いて大幅安に。
売買代金上位銘柄では、メルカリ (T:4385)、Amazia (T:4424)、PSS (T:7707)、メドレー (T:4480)、イグニス (T:3689)、そーせい (T:4565)、UUUM (T:3990)がさえない。
一方で、モブキャスト (T:3664)が10%高になったほか、JTOWER (T:4485)、AIinside (T:4488)は上昇。