[6日 ロイター] - 関係筋によると、米バンク・オブ・アメリカ(バンカメ) (N:BAC)は、引受業務の案件に関するリスク評価プロセスの一環として、顧客に新型コロナウイルスの感染状況や対策について聞き取り調査を行っている。
債券発行などに関連する取引で損失を防ぐことが狙いという。
新型ウイルスの世界的な流行を受け、企業や経済への影響を巡る不透明感から株式市場が急落する中、低金利環境を背景に、企業の債券発行や債務借り換え意欲は高まっている。IFRのデータによると、2月全体の約900億ドルに対し、3月1週目の債券発行規模は300億ドルとなった。
関係筋によると、バンカメはこの週に約20件の投資適格級債券の発行に関与した。
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