[東京 13日 ロイター] - ANAホールディングス (T:9202)傘下の全日本空輸は13日、3月中に中国路線を中心とした貨物専用の臨時便設定と定期便の復便・増便、機材の大型化を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で航空貨物の緊急輸送需要が増えているほか、旅客便減便による航空貨物の輸送スペース不足に対応する。
臨時便は成田から上海(浦東)や広州など4都市で計8路線68便を設定。定期便については成田ー大連線、天津線などで復活させるほか、成田ー上海線(浦東)で機材を大型化する。
日本から中国へ半導体や電子部品、自動車部品、空気清浄機、マスク、食料品など、中国からはコンピュータ関連商品や自動車部品などを運ぶ。
(白木真紀) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200313T160958+0000