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花王、イビデン、第一三共など

発行済 2020-04-28 16:44
更新済 2020-04-28 17:01
© Reuters.  花王、イビデン、第一三共など

(T:6723) ルネサス 526 +46急伸。

前日に第1四半期の決算を発表、Non-GAAPベースでの営業利益は337億円で従来予想レンジの中心値である269億円を上回る着地になっている。

第2四半期見通しは非開示となっているが、売上高は6%程度の減少を想定している。

自動車向けの落ち込みを想定しているが、グローバル自動車生産の現況と比べると売上の減収率は小幅といった見方が先行。

想定以上に底堅い業績推移と意識されているようだ。

(T:4452) 花王 8473 -291大幅反落。

前日に第1四半期決算を発表、営業益は393億円で前年同期比2.8%増、化粧品の減益をファブリック&ホームケアなどがカバーした。

通期計画は2200-2300億円のレンジを据え置き。

日米欧の外出自粛の影響で、4-6月期も化粧品は低調推移が見込まれる。

決算にサプライズはなく、相対的に株価が堅調だったことから、出尽くし感が先行した。

例年このタイミングで実施していた自社株買いの発表もない。

(T:6976) 太陽誘電 2940 +74大幅続伸。

前日に業績予想の下方修正を発表している。

営業利益は従来予想の380億円から370億円、前期比5.0%増益に下方修正、子会社エルナーののれん代減損などで最終利益は250億円から178億円に修正している。

市場コンセンサスは一段の落ち込みを想定していたものの営業利益の修正幅は小幅にとどまり、新型コロナウイルス感染拡大の影響は想定よりも軽微との見方につながっている。

(T:4062) イビデン 2886 +442急騰。

前日に20年3月期決算を発表、営業利益は197億円で前期比94.2%の大幅増益、従来予想の170億円を上回った。

電子セグメントなどが上振れたようだ。

21年3月期は270億円で同37.2%増益、230億円程度の市場予想を上回る水準となっている。

次世代MPU用パッケージの増産効果やセラミックの損益改善などを想定とみられる。

インテル決算で過度な期待値が低下していたとみ見られ、想定以上の増益見通しを好感する流れに。

(T:6754) アンリツ 2189 +24切り返して続伸。

前日に20年3月期決算を発表、営業益は174億円で前期比54.8%増、市場コンセンサスを20億円程度上回った。

5G構成比の高まりにより利益率が向上する形になった。

21年3月期は175億円で同0.5%増益予想。

新型コロナウイルスの影響は上半期に収束を前提としている。

5G市場拡大による相対的な堅調業績は想定線であるものの、過度なガイダンスリスク後退で出尽くし感が優勢の形にはならず。

(T:4568) 第一三共 7378 -109続落。

前日の取引時間中に決算を発表、その後は売り優勢の展開に。

20年3月期営業利益は1388億円で前年同期比65.8%増、市場予想線上での着地になった。

一方、21年3月期は800億円で同42.4%の大幅減益、コンセンサスは1200億円程度とみられ、想定外の大幅減益をマイナス視する動きが続いた。

なお、抗癌剤エンハーツの初期費用拡大、癌領域を中心とした研究開発費拡大などが減益要因に。

(T:6988) 日東電 5290 +230大幅続伸。

前日に20年3月期決算を発表、営業利益は697億円で前期比24.8%減、従来計画710億円をやや下回ったが、減損計上などが下振れの背景で、ネガティブな反応は限定的。

21年3月期ガイダンスは上半期のみ開示、営業利益は350億円を計画する。

通期コンセンサスの620億円程度と比較すると、想定以上の強気見通しとも捉えられた。

ロイヤリティ収入の発生などオプトロニクスの増益を見込んでいる。

(T:7646) PLANT 650 +100ストップ高。

前日に上半期の業績上方修正を発表している。

経常利益は従来予想の0.5億円から2億円に増額、2月以降は新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって内食需要が高まり、食品、その他関連品の売上が伸長しているもよう。

通期予想は据え置いているものの、当面は外出自粛の影響で内食需要の堅調推移が続くとみられることで、大幅な上振れが想定される状況となっている。

(T:3778) さくら 587 -57急反落。

前日に20年3月期決算を発表、営業利益は9.4億円で前期比65.6%増益、従来予想の6.9億円を大幅に上回る着地に。

売上高の増加に加え、ITM社の再建スピードが想定以上に推移したこと、グループ会社の収益改善が上振れの背景。

一方、21年3月期は7.4億円で同21.2%減益の見通し。

相対的な業績堅調推移への期待で株価も上昇方向にあったため、2ケタ減益見通しが失望感につながっているようだ。

(T:2651) ローソン 5570 -220大幅続落。

クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に、目標株価も6500円から5500円に引き下げた。

21年2月期営業利益は市場予想を100億円程度下回る500億円と予想に下方修正。

また、メリルリンチ日本証券でも投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げ。

エンタテインメント事業の回復は後ろ倒しとし、キャッシュフロー見通しや業績予想を引き下げた。

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