本日のマザーズ市場では、アンジェス (T:4563)などに目先の利益を確保する売りが出て、マザーズ指数は朝方マイナスへ転じる場面があった。
しかし、前日の米国株や本日の日経平均の上昇によりマザーズ市場でも投資家心理が上向き、中小型の材料株や成長期待株が賑わった。
アンジェスなども下値では押し目買いが入ったようだ。
なお、マザーズ指数は3日続伸、終値としては1月22日以来の高値水準となった。
売買代金は概算で1857.94億円。
騰落数は、値上がり208銘柄、値下がり107銘柄、変わらず6銘柄となった。
個別では、売買代金上位のNexTone (T:7094)、Aiming (T:3911)、GNI (T:2160)などが上昇し、前日にストップ高比例配分となっていたBASE (T:4477)は本日も商いを伴って大幅続伸。
時価総額上位ではフリー (T:4478)や弁護士コム (T:6027)が堅調だった。
また、4月が大幅増収となったレントラックス (T:6045)のほか、アイ・ピー・エス (T:4390)やミクリード (T:7687)がストップ高を付けた。
一方、前述のアンジェスが売買代金トップとなり、朝高後にマイナスへ転じた。
その他売買代金上位ではカイオム (T:4583)、時価総額上位ではメルカリ (T:4385)が小安い。
決算を嫌気した売りが続いたとみられるミクシィ (T:2121)は5%超の下落。
また、フィンテック (T:8789)などが下落率上位に顔を出した。