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ネットイヤ Research Memo(5):2021年3月期業績見通しは未定に

発行済 2020-06-19 15:15
更新済 2020-06-19 15:21
© Reuters.  ネットイヤ Research Memo(5):2021年3月期業績見通しは未定に

■ネットイヤーグループ (T:3622)の今後の見通し1. 2021年3月期の業績見通し2021年3月期の業績見通しについては、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難なため、未定としている。

4月~5月の影響について見ると、イベント出展やセミナーの中止などにより、見込み客の獲得が滞ったほか、商談が先送りになるなど一部の業界からの引き合いが冷え込んだものの、既存顧客との商談についてはWeb会議ツールを使って行われるなどにより特段の支障は出ていない。

全体的には既存顧客の占める比率が高いためマイナス影響は大きくないが、今後、顧客側で投資計画を縮小したり、延期するケースが出てくる可能性はある。

ただ、企業のデジタルトランスフォーメーションの動きは今後も続く見通しで、「新たな生活様式」が求められるなかで、オウンドメディアを活用したマーケティング施策の重要性は一段と増してくるものと思われることから、中長期的な視点で見れば需要は拡大傾向が続くものと予想される。

一方、トライバルメディアハウスについて見ると、4月の売上げについては順調だったものの、受注状況は厳しく、前年を下回る水準で推移したようだ。

リアルイベントとSNSを組み合わせた販売プロモーション施策を得意としているが、リアルイベントが開催できず、案件そのものが中止となるケースが出ている。

ただ、売上高の約半分はTwitterのアカウント運用であり、こちらは堅調に推移しているものと見られる。

イベントについては緊急事態宣言の解除に伴い、6月以降徐々に開催される見通しであり、それにつれて同社の収益も回復に向かうものと予想される。

なお、同社の連結業績は直近5年間の傾向として、第1四半期が収益の底で、第4四半期に売上げ、利益が偏重する季節性がある。

検収時期が期末に集中することによるものだが、2021年3月期は第1四半期の損失が拡大し、この傾向がより一段と強まる可能性が高い。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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