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ペッパーFSがペッパーランチ売却、米子会社の破産申し立て

発行済 2020-07-03 17:45
更新済 2020-07-03 17:54
© Reuters.

[東京 3日 ロイター] - 経営再建中の外食大手ペッパーフードサービス (T:3053)は3日、主力の「ペッパーランチ」事業を、国内投資ファンドJ-STAR(東京)の関連企業に85億円で売却すると発表した。

売却額については、売却後に同事業が一定の売上高目標を達成することを条件として、最大で合計102億円まで増額される可能性があるとしている。

売却により少なくとも約70億円の特別利益を計上する予定で、財務内容の大幅な改善を見込んでいる。売却で得た資金は「いきなり!ステーキ」を中心とする外食事業やリストラ費用などに集中投入する方針。

同社はまた、米国で「いきなり!ステーキ」事業を展開する米子会社Kuni's Corporation(KC)が米国時間3日に連邦破産法第7条の適用を申請したことも明らかにした。。

2018年までに11店舗を展開していたが、業績不振で7店舗を閉鎖。残る4店舗も新型コロナウイルスの感染拡大の影響でさらに売り上げが落ち込んでいた。

新型コロナの影響に対処するための構造改革の一環として、国内の114店舗を閉鎖するとともに、200人程度の希望退職者を募集することも同時に発表した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200703T084457+0000

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