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米国株見通し:続伸か、大統領選の大勢判明で買い再開

発行済 2020-11-04 16:03
更新済 2020-11-04 16:21
© Reuters.  米国株見通し:続伸か、大統領選の大勢判明で買い再開
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(15時30分現在)

S&P500先物      3,384.25(+22.65)

ナスダック100先物  11,518.75(+253.00)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は40ドル高。

NY原油先物(WTI)は持ち直し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。

3日の取引で主要3指数は続伸。

ダウは554ドル高の27480ドルで取引を終えた。

大統領選の投票開始前から民主党のバイデン氏が共和党のトランプ氏を下すとともに、上下両院の議会選も民主党が制するとの観測から、大型投資への期待感を背景とした買いが先行。

新型コロナウイルス向けの追加経済対策に関する与野党協議の再開で、早期実施への思惑も株買いを後押し。

また、NY原油先物(WTI)の持ち直しが好感され、エネルギー関連に買いを集めた。

本日は投票結果待ちの展開となりそうだ。

メーンシナリオはバイデン氏勝利に変わりはないものの、開票作業が進むにつれトランプ氏の予想外の善戦で当初のバイデン氏圧勝の見方は弱まりつつある。

大勢が判明するまでは小動きが予想されるが、バイデン氏勝利なら買い再開の見通し。

一方、トランプ氏再選の場合でも従来通り株価重視の政策運営が続くとの観測から、やはり買いが再開しそうだ。

ただ、結果を不服とした支持者の動向も注目され、混乱になれば株買いは後退しよう。

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