(T:7217) テイン 699 +100ストップ高。
21年3月期の営業利益を従来予想の5.05億円から7.71億円(前期実績5.66億円)に上方修正している。
巣ごもり需要で受注が好調なほか、イベント自粛や渡航制限などで販管費が減少すると見込む。
また、為替差損益や海外での助成金収入なども寄与し、従来の減益見通しから一転して大幅な増益見通しとなった。
併せて年間配当を従来予想の20.00円から25.00円(前期実績17.00円)に増額修正している。
(T:6081) アライドアーキ 368 +80ストップ高。
20年12月期の営業利益を従来予想の1.01億円の黒字から2.30億円の黒字(前期実績1.57億円の赤字)に上方修正している。
粗利率の高い自社プロダクトの売上が増加したことに加え、短期的な支出抑制などで利益が拡大する見通し。
第3四半期累計(20年1-9月)は1.31億円の黒字(前年同期実績1.06億円の赤字)で着地した。
自社開発の月額課金制SaaS型サービスなどマーケティング・ソフトウェア事業が伸びた。
(T:1782) 常磐開発 6930 +1000ストップ高。
佐川藤介代表取締役会長が代表取締役を務めるエタニティ(福島県いわき市)が経営陣による買収(MBO)で常磐開発株を取得すると発表している。
買付価格は1株につき7800円。
買付期間は16日から12月28日まで。
常磐開発株は上場廃止になる見通し。
21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業利益は前年同期比3.5%増の4.61億円で着地。
期末配当は従来予想の250.00円を無配(前年同期末実績280.00円)に変更した。
(T:4448) Chatwork 1690 -500ストップ安。
20年12月期の営業利益を従来予想の2.31億-3.59億円から2.89億円(前期実績0.77億円)に修正している。
テレワーク需要が一巡しているほか、システム原価の資産計上などを考慮した。
前回予想の範囲内に収まる見通しとあって、材料出尽くし感が広がっている。
また、第3四半期累計(20年1-9月)は前年同期比366.9%増の2.87億円で着地しており、修正後の利益の伸びが小さいことも売り材料視されているようだ。
(T:4058) トヨクモ 5510 +60大幅に反発。
12月31日(実質的には12月30日)を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。
投資単位あたりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と株式の流動性向上を図る。
20年12月期第3四半期累計(20年1-9月)の営業利益は1.63億円。
前年同期比増減率は非開示。
安否確認サービスなどの契約数が順調に増加した。
通期予想は前期比97.7%増の1.92億円で据え置いた。
進捗率は84.9%。
(T:7779) サイバーダイン 858 +150ストップ高。
21年3月期第2四半期累計(20年4-9月)の営業損益を3.62億円の赤字(前年同期実績は3.80億円の赤字)、純損益を1.67億円の黒字(同1.12億円の赤字)と発表している。
新型コロナウイルスの影響でトレーニングサービスの売上が減少した一方、受託研究事業収入や投資有価証券評価益などを計上した結果、利益が押し上げられた。
通期予想は開示していない。