本日のマザーズ市場では、グロース(成長)株に投資資金が向かうなかで堅調な展開となった。
前日まで開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の結果などから金融緩和が長期化するとの観測が強まったことや、国内外で新型コロナウイルス感染拡大が続いていることを受け、東証1部では任天堂 (T:7974)などのグロース株が大きく上昇。
マザーズ市場にもこうした動きが波及し、主力ハイテク株を中心に買いが入った。
なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で1752.94億円。
騰落数は、値上がり162銘柄、値下がり163銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、メルカリ (T:4385)、フリー (T:4478)、ラクス (T:3923)といった時価総額上位が全般堅調。
売買代金上位ではEC(電子商取引)関連のBASE (T:4477)やマクアケ (T:4479)、上場2日目のFFJ (T:7092)などが大幅高となった。
また、やはり前日上場のバルミューダ (T:6612)、それにALiNK (T:7077)やPアンチエイジ (T:4934)がストップ高水準で取引を終えた。
一方、15日上場のスタメン (T:4019)のほか、エヌ・ピー・シー (T:6255)やモダリス (T:4883)が下落。
また、ITbookHD (T:1447)などが下落率上位に顔を出した。
なお、本日マザーズに新規上場したビートレンド (T:4020)、プレイド (T:4165)、かっこ (T:4166)の3社は買い気配のまま初値が付かなかった。