4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、102円90銭まで下落後、103円25銭まで反発し、103円14銭で米国株式の大幅下落を嫌気してリスク回避的なドル売りが優勢となったが、株安はやや一服したことや、12月マークイット製造業PMI改定値の上方修正を意識したドル買いが観測されており、ドル・円は103円台前半まで戻した。
ユーロ・ドルは1.2309ドルまで上昇後、1.2242ドルまで反落し、1.2250ドルで引けた。
ウイルス感染の拡大を抑制するために、ドイツ政府は都市封鎖を1月末まで延長する計画があるとの一部報道がユーロ売りにつながったようだ。
ユーロ・円は126円79銭まで買われた後、一時126円28銭まで反落。
ポンド・ドルは1.3657ドルまで買われた後、1.3542ドルまで下落。
ジョンソン英首相はイングランド全土の都市封鎖を発表しており、英国経済の停滞を懸念したポンド売りが広がった。
ドル・スイスは0.8785フランから0.8820フランまで上昇した。