40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米当局、テスラ車15.8万台のリコール要請 タッチスクリーン不具合

発行済 2021-01-14 09:43
更新済 2021-01-14 09:45
© Reuters.

[ワシントン 13日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は13日、米電気自動車大手テスラに対し、「モデルS」と「モデルX」合わせて約15万8000台のリコール(回収・無償修理)を要請した。メディア制御装置の不具合でタッチスクリーンの表示が機能しなくなり、安全性に問題が生じる恐れがあるとした。

NHTSAはテスラへの正式な文書で、2012─18年型のモデルSと16─18年型のモデルXに「自動車の安全性に関連する不具合がある」と暫定的に結論づけたと説明。NHTSAは昨年11月に安全性を巡る調査の対象を拡大していた。

テスラはコメントの要請に応じていないが、今月27日までにNHTSAに回答する必要がある。リコール要請に応じない場合は「十分な説明」を尽くすよう求められている。

NHTSAが正式にリコールを要請するのは異例。通常、自動車メーカーは当局に非公式にリコールの必要性を指摘され、自主的に実施する。

NHTSAは問題のテスラ車について、タッチスクリーンの機能不全によって後方確認用カメラの映像が表示されないなどの重大な問題が発生する恐れがあると指摘。同様の問題でこれまで他の自動車メーカーが9件のリコールを実施したと説明した。

また、タッチスクリーンの問題が運転支援システム「オートパイロット」とウインカーの機能にも支障を来す可能性があるとした。オートパイロットなどのシステムに関連する警報が出ない状況になれば「衝突のリスクが高まる」とした。

タッチスクリーンの不具合でフロントガラスの曇りや霜を除去する装置が使えなくなり、視界の悪化で衝突のリスクが高まる恐れもあるとした。

テスラはこれらの問題に対応し、無線通信によるソフト更新を複数回行ったが、手続きと内容の両面で「不十分」だと暫定的に結論づけた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます