[東京 14日 ロイター] - SUBARU(スバル)は14日、世界的な半導体不足の影響により国内と米国で1月に生産調整を実施すると明らかにした。群馬製作所(群馬県太田市)と米国インディアナ州の工場でそれぞれ数千台程度を減産する予定。日米合計での減産規模は公表していない。広報担当者は、2月以降については「今後、検討していく」と話している。
半導体を巡っては、ゲーム関連向け、第5世代(5G)移動通信システム向け、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う在宅勤務用パソコン向けなどの需要が拡大しており、自動車向けの供給が世界的に遅れている。スバルのほか、日産自動車やホンダなどでも減産を決めている。
(白木真紀)