[ワシントン 17日 ロイター] - バイデン米大統領は17日、米大統領選介入に絡み、ロシアのプーチン大統領は「代償を支払う」ことになると言明した。
ABCニュースとのインタビューで、どのような代償かとの質問に対し、バイデン大統領は「近く明らかになるだろう」と語った。
米国家情報官室(ODNI)は16日、2020年の米大統領選で当時現職だったドナルド・トランプ氏を勝たせようとロシアが行った政治工作は、プーチン大統領が指示していた公算が大きいとの報告書を公表。在米ロシア大使館は17日、事実無根だと主張した。
プーチン大統領が殺人を犯したかという質問には「そう思う」と応じ、プーチン氏に魂があるとは思わないと述べた。
バイデン大統領は同時に「外国の指導者との対応では相手を知ることが最も重要」とし、米ロによる新戦略兵器削減条約(新START)の延長など、「相互利益に向け連携できる余地はある」との認識を示した。