[ワシントン 20日 ロイター] - 米運輸省監察官室は20日、連邦航空局(FAA)が昨年11月にボーイングの旅客機「737MAX」の運航停止を解除した決定などについて検証を行うと発表した。
737MAXは2度の墜落事故を受けて2019年3月に運航停止となった。その後、安全性改善策を講じ、FAAが1年8カ月ぶりに運航再開を承認した。
監察官室は、2度の事故後のFAAの対応を検証する。これには同局によるリスク評価や航空機の運航停止、その後の再認証などが含まれる。運航停止や是正措置実施に関するFAAの手続きを評価することが目的という。
FAAは全面的に協力する方針を示した。