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前場の日経平均は急反発、米株高の流れで2万9000円回復

発行済 2021-05-28 13:11
更新済 2021-05-28 13:18
© Reuters.  前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比562円40銭高の2万9111円41銭となり、反発した。東京証券取引所で昨年10月撮影(2021年 ロイター/KIM KYUNG-HOON)

[東京 28日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比562円40銭高の2万9111円41銭となり、反発した。前日の米株上昇の流れを受けて急反発して始まった後も上げ幅を拡大し、立ち会い時間中としては11日以来となる2万9000円台を回復した。その後も、高値圏での推移を継続した。 

前日の米国株式市場は小幅に上昇した。労働市場の改善を示す経済指標を受け景気回復への期待感が高まり、回復の恩恵を受ける可能性が高い銘柄が買われた。米市場で資本財セクターが堅調だったことを受けて、日本株も同セクターなど景気敏感株の堅調さが目立った。

値上がり銘柄数の割合は約8割で、幅広く物色された。国内での新型コロナウイルスワクチン接種の進展による経済正常化への期待感が相場を支援したほか、外為市場でドル/円が円安に振れていることで主力の輸出関連株も買われた。

需給面で、警戒されていたMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の銘柄入れ替えを前日に通過しており、市場では「受け渡しベースで昨日が5月最終で、きょうから実質6月。MSCIの銘柄入れ替えを警戒していた向きもあり、ダブルの意味でリスクを取りやすい環境となった」(SBI証券の鈴木英之投資調査部長)との声が聞かれた。

TOPIXも1.77%高と急反発して午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4432億1300万円だった。東証33業種中で32業種が上昇。鉄鋼、機械、非鉄金属、陸運などが上昇率上位に並んだ。下落したのはパルプ・紙のみ。

日経平均は指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、ファナックがしっかり。これら4銘柄で150円程度、押し上げられた。一方、アドバンテストやサイバーエージェントは下落し、指数の重しになった。

東証1部の騰落数は、値上がりが1710銘柄、値下がりが400銘柄、変わらずが80銘柄だった。

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