[東京 2日 ロイター] - ファーストリテイリングは2日、5月の国内ユニクロの既存店売上高が前年比0.6%減少したと発表した。昨年5月以来、1年ぶりの前年比マイナスとなった。休業店舗数は昨年に比べて少なかったものの、緊急事態宣言のエリア拡大や期間の延長により、月末にかけて外出自粛ムードが強まったことなどが影響した。
客数は同19.2%増となった一方、客単価は同16.6%減と引き続き2桁のマイナスだった。
新型コロナウイルス感染症の影響で、5月は最大で190店舗を時間短縮して営業、83店舗を臨時休業した。