[2日 ロイター] - 米フェイスブックは2日、傘下の写真共有アプリ「インスタグラム」やメッセージアプリ「ワッツアップ」上で、企業などが顧客と交流できるようにする機能の導入を明らかにした。オンライン方式で開いた開発者会議「F8リフレッシュ」で発表した。
企業などがインスタグラム上で顧客にメッセージを送れるようにする。インスタグラム利用者の90%が、少なくとも1業者をフォローしているという。
ワッツアップではサポートするメッセージの種類を増やし、例えば商品が再入荷待ちの際の顧客への通知をしやすくする。
「ログイン・コネクト」機能を通じて利用者が企業などとのメッセージのやりとりを承諾する方法もテストしているという。
ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は直近の決算発表後、同社が電子商取引事業の拡大や、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)技術の構築に注力していくと表明していた。クリエイターがプラットフォーム上で収益を得られるように支援していく考えも示していた。