40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

中国、一定規模以上の銀行・保険に「生前遺言」作成義務付けへ

発行済 2021-06-09 20:13
更新済 2021-06-09 20:18
© Reuters.  中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は9日、一定規模以上の銀行と保険会社に危機時の回復・破綻処理計画策定を義務付ける規則を公表した。写真は銀保監会。2019年2月撮影

[北京 9日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は9日、一定規模以上の銀行と保険会社に危機時の回復・破綻処理計画策定を義務付ける規則を公表した。

銀保監会は金融セクターのセーフティーネット(安全網)を強化しようとしている。一部先進国で金融機関の「生前遺言」として知られる計画を導入し、当局が巨額を投じて救済をしなくてすむようにし、金融の安定を維持すると説明した。

規則の対象となるのは、国内外の資産が3000億元(469億6000万ドル)以上の銀行など預金業務を行う金融機関。保険会社は帳簿上の総資産が2000億元以上が対象になる。

銀保監会は、金融機関が経営危機に陥った場合、まず保有資産を活用し、株主に支援を求め、政府の支援を仰ぐのはその後としている。「過度なリスクを背負う行動や公的救済・資産に過度に依存するモラルハザード(倫理の欠如)を避けるべき」と声明で述べた。

この規則は、一定の猶予期間を経て実施するとしている。期限には言及していない。

すでに銀保監会は試験的措置として、中国工商銀行、中国銀行、中国農業銀行、中国建設銀行の4大国有銀行、平安保険に生前遺言の作成を要請している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます