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ゴーン被告逃亡支援の米親子、「自分の行動を後悔」

発行済 2021-06-29 18:45
更新済 2021-06-29 19:45
© Reuters.  6月29日、 元日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告(写真)のレバノン逃亡を支援したとして、犯人隠避の罪に問われた米国籍の親子に対する被告人質問が東京地裁であった。レバノ

[東京 29日 ロイター] - 元日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告のレバノン逃亡を支援したとして、犯人隠避の罪に問われた米国籍の親子に対する被告人質問が29日、東京地裁であった。米陸軍特殊部隊グリーンベレーの元隊員で父親のマイケル・テイラー被告は、ゴーン被告は日本にとどまり裁判を受けるべきだったとの見解を示した。

マイケル被告と息子のピーター被告は6月14日の初公判で起訴内容を認めている。

マイケル被告は29日、震える声で「自分の行動を深く悔やみ、司法制度と日本の人々に問題をもたらしたことを心からおわびする」と述べた。

ピーター被告も「全責任を負い、自分の行動を深く悔やんでいる」と述べた。

ゴーン被告が日本に留まるべきだったと思うかとの検察の質問に、マイケル被告は「イエス」と答えた。

マイケル被告は、ゴーン被告と妻のキャロル氏からゴーン被告が日本で最長15年拘留される可能性があると聞かされ、同情したと述べた。ゴーン被告とキャロル氏は、保釈中の失踪は日本では罪にならないと説明したという。

ピーター被告は、ゴーン被告が逃亡する前、2019年に東京で同被告に3回あったが、逃亡計画について話し合わなかったと述べた。ゴーン被告に「利用されたと感じた」と述べた。

日本では、容疑者の聴取に弁護士は同席しない。検察から日本でひどい扱いを受けているかと問われたマイケル被告は、聴取を担当した検察官は「礼儀正しく公平」だったと答えた。

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