[ソウル 22日 ロイター] - 韓国の鉄鋼大手ポスコが22日発表した第2・四半期決算は、堅調な需要や価格上昇が売上高の追い風となり、過去最高益を記録した。
連結営業利益は2兆2000億ウォン(19億1000万ドル)。同社が今月示していた自社予想と一致し、リフィニティブがまとめた市場予想(2兆1000億ウォン)をやや上回った。
売上高は33%増の18兆3000億ウォン。
前年同期の営業利益は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で約1700億ウォンだった。
アナリストは今年後半の見通しについて、インフラ投資拡大などを背景に、米欧など主要市場で鉄鋼需要が供給を上回り、価格が上昇すると予想している。
決算発表後、ポスコの株価は2.7%上昇した。