[シカゴ 22日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)の諮問委員会は22日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)によって免疫不全の患者の予防効果が向上したことを示すデータについて検証する。
委員会に先立って公表されたデータによると、免疫力が低下している人は健康な人に比べ、ワクチン接種完了後に抗体反応が低下するが、「免疫不全の患者に新型コロナワクチンを追加接種すると、抗体反応が増強され、抗体反応を示す人の割合が増えることが示唆された」という。
追加接種実施を巡る勧告について採決する予定はないが、今後の委員会で決定される可能性がある。