ニオ（NIO）の株価は、月曜日の株式市場が始まる前にわずかに上昇した。これは、中国に本社を置く電気自動車（EV）会社の発表と、競合他社の同様の発表を受けたもので、6月と第2四半期のEV販売台数はいずれも好調だった。
ニオは、6月に21,209台の電気自動車を販売したと発表した。SUVは11,581台、セダンは9,628台だった。
4月から6月までの累計で、ニオは合計57,373台の電気自動車を納入しており、これは前年同期比143.9％の増加である。
この発表の結果、ニオの株式価値は市場が開く前に5％近く上昇した。
好調な販売台数は、電気自動車を製造する他の企業の株価にも好影響を与えた。
リーオート（LI）の株価は3.2％上昇し、XPeng（XPEV）の株価は1.5％上昇した。
李汽車は、6月に前年同月比46.7％増の47,774台の電気自動車を納車し、第2四半期には25.5％増の108,581台の電気自動車を納車したと発表した。
XPengは、6月に前年同月比24％増の10,668台、第2四半期に同30.2％増の30,207台の電気自動車を納入したと発表した。
電気自動車メーカー大手のテスラ（TSLA）の株価も1.6％高で、1年以内の連続上昇最長記録に近づいている。
一方、上海市場で約1.4％下落したのは、米国上場の比亜迪（BYD）だ。同社の6月の新エネルギー車販売台数は34万1658台で、前年同月比35％増となった。この数字には、バッテリー電気自動車が13.2％増の145,179台、プラグインハイブリッド電気自動車が前年比57.9％増の195,032台が含まれている。
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